PiCCO トラブルシューティングガイド | For PulsioFlex with PiCCO module

動脈圧波形

表示されている動脈圧の値が適切ではない

1

圧トランスデューサーが右房の高さになっているか確認します

2

圧ラインのフラッシュをします 

3

圧ラインのゼロ点較正をします 

動脈圧波形表示がスケール外

動脈圧波形のスケールを調節します

1

動脈圧波形をタッチします 

2

圧波形+/-ボタンで圧波形のスケールを最適化をします


期外収縮や心房細動時

投薬により改善される可能性があります 

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注記: 
パルスカンタ法の連続測定には、適切な動脈圧波形が必要とされます。動脈圧波形の適正は動脈圧波形下部の白線の位置や本数によって示されます 

収縮期が二峰性

1

加圧バックの圧が適切か確認して圧ラインのフラッシュをします 

2

問題が解決しない場合は、ダンピングデバイスをご使用して下さい 

3

圧ラインのゼロ点較正をします 


SVV/PPV値が適切ではないもしくは表示がされない

SVV/PPVの測定条件を確認します

1

調節呼吸であること 

2

一回換気量≧8ml/kg PBW 

3

洞調律、圧波形にアーチファクトがないこと 

4

動脈圧波形に影響を及ぼす治療や疾患の有無の確認をします
患者病態や状態