概要
Vasoshield注入圧制御シリンジは、血管を過度の拡張や内皮損傷から保護します。
冠動脈バイパス術(CABG)で使用するために採取された血管をVasoshieldで拡張すると、内部「フラッシング」圧力が制限されます。
関連製品
Vasoshield 注入圧制御シリンジは、内皮損傷のリスクを最小限に抑えながら血管拡張を制御するという利点を提供します。
Vasoshield シリンジは、150、250、350 mm Hgの3種類の圧力設定に適応しています。最も低い圧力設定から始め、状況や血管性状に合わせて他の制御圧に設定できます。
プランジャーが圧縮されることで、Vasoshield シリンジの背面から少量の液が漏れることがあります。
血管のクオリティ
血管の拡張をコントロールすることにより血管のクオリティをより良く保つことができます。
過拡張のリスクは多くの臨床医に認識され、その発生を最小限に抑えるテクニックも実施されていますが、実際にかかる圧力を検出することは非常に困難です。血管の完全性を組織学的に測定する方法では、必要なデータをリアルタイムに得ることはできません [3]。
血管の採取者(ハーベスター)と執刀医は、準備の全段階で、血管の拡張を一貫して制御できるようになりました。圧力制御と同時に血管のフラッシングの利点を生かす特別に設計された Vasoshield 注入圧制御シリンジが、効果的に過拡張のリスクを最小限に抑えます。
カタログ
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最終改定:20221108 Vasoshield「MCS-005-02」